本当に使えるPDAが出ないかなあ?PDA大好き
赤帽ももちゃん便はご存じインターネット赤帽です。 モバイル環境には色々とチャレンジしてます。 一般的には何も問題無いような話でもモバイルを本格的に業務に導入すれば 予想外の苦労が伴います。
試行錯誤を繰り返せばモバイル機器はもちろん、メーラーやスケジューラーの 購入で経費がかかりますし、それ以上に環境を変更する事でデータ管理が 連続しなくなったり、最悪の場合はインストールとアンインストールの連続から PCが不安定になってしまう事もあります。
私はこれらの苦労を年中何回も体験して、その結果を公開する事により、 今後モバイルを本格的に行う方のご参考となればと考えました。
もちろん私は個人事業レベルの話しですので、資金が豊富な企業、あるいは 個人レベルでも資金が有り余るような方のご参考とはならないかもしれません。
すでにそんな事知っているよ!と言う方も多いと思います。 とりあえず、これからモバイルしてみよう!PalmやPocketPCを導入して みようと考えている方のご参考になれば幸いです。
最近、ユビメモ(iアプリ)、ザウルスSL−C860、クリエTH55、FOMA P900iと OUTLOOK連携にインテリシンク5.2など色々試験導入しました。
その詳細はまた別途ご紹介します。
パソコンとPDA:メール連携の落とし穴
Palm編
「Palm」とは皆様ご存じ世界で大きなシェアを誇るPDA用のOSであり、 用語としてはOSと言うよりも、PalmOSを搭載したPDA製品全体を指す 言葉的に感じられて来ます。
さて、Palm OS搭載したPDAとパソコンのメールを同期する場合の 落とし穴とは何でしょう?
- 対応メーラーが限定されるので、お気に入りのパソコンのメーラーが
使えなくなる可能性がある。
- 非対応メーラーをメインに使って、Palm同期可能なメーラーを
同期の為だけに使う事も可能だが、フォルダ構成やメールの整理などが メイン活用メーラーと同期専用メーラーで両方行う事は面倒なので現実的ではない。
- 対応とされるメーラーも、実際に使えば対象となる同期フォルダは
「受信トレーのみ」あるいは「任意の1フォルダ」が普通である。 振り分けルールなどを活用して複数フォルダを使っていると同期されない メールが多くなる。外出先で参照したいメールが同期されておらず 青くなる場面を多数経験しました。
- 仮に複数フォルダに自動振り分けされるメールを、ルールの
カスタマイズを行って、ある1フォルダにもコピー振り分けを実施したと 仮定します。こうすれば同期漏れしてしまうメールは無くなります。 ところが今度は膨大なメールが同期されてしまいます。 PDAのメモリーは制限があるので、全部のメールが同期されては困ります。 せめて同期対象メールを送受信のタイムスタンプから「XX日前まで」と 限定する必要があるのですが、同期可能なメーラーでこの機能を サポートするメーラーは一部です。
- ジャストシステムが大々的にPalmとの連携を宣伝している
「shuriken Pro2」ですら不可能です。
- 更に一歩譲って、全部のメールが同期されてもメモリーがパンクしないと
仮定します。それでも膨大なメールが同期されたPalm側の受信トレーを想像してください。 目的のメールを探す事が簡単でしょうか?あるいは検索機能で「Aさんとのメール」を 検索した場合に、複数メール交換している内容をまとめて参照は可能でしょうか? 何回も検索して参照しての繰り返しになるのです。
- スレッド表示も出来ません。
パソコンメーラーとしてPaseriはPalm連携が最強。Paseriなんて聞いたこと無い? そうですよね。マイナーなソフトですからメーラー大好きの私も最近まで知りませんでした。
Paseriを導入するとどうなるか?
- メリット1:
同期対象フォルダは全アカウントから任意フォルダが複数設定可能。 しかも対象となる「X日前まで」が設定可能。
- メリット2:
DOC形式でインストール予約も、全アカウントから 任意の複数フォルダが指定可能で、日数も限定可能。
- メリット3:
この場合はスレッド表示も再現されます。またインストール される場合の文書名も自由に設定可能です。
- メリット4:
Paseriはメーラとして基本機能も充実してます。
「私の結論」
現時点ではPalmと満足出来る同期が可能なメーラーはPaseriが唯一ですと 以前は書いていたんですが、どうもPaseriはバージョンアップが停滞ぎみで心配。
Palm使っていると一番相性良いと思うのは現状残りソフトではBecky2(プラグイン必要) 次が鶴亀(本体でシンクロ対応)、三番目が手裏剣Proでしょうか。
パソコンとPDA:メール連携の落とし穴
PocketPC編
Pocket2003はPalmに比較して、パソコンとの相性(特にWINとは)が良いですが、 しかしながら油断大敵です。特に注意としてはPocketPCの初版は駄目です。 よって初版を対象外として、ここでは最新版のPocketPC2002と2003を中心に 書かせて頂きます。 ではPocketPC2002または2003でのメール同期の落とし穴は?
同期対象のフォルダは、複数任意に選択可能で、しかもPocketPC(PDA)側 にも同じフォルダ構成で再現される。 フォルダの同期と言う点ではPaseriに近い満足度だが少し違う観点から問題がある。 パソコン側で使えるメーラーはOUTLOOK(2002、2003推奨)のみである。 そこでOUTLOOKをパソコン側のメーラーとした場合のデメリットを以下に示す。
- ウイルス被害の可能性が高くなる。
- テキスト形式で作成したメールであっても相手のメーラーによっては
文字化けの恐れが残る。具体的には最新のザウルスでも設定次第で文字化けの実例あり。 またunix環境の方からも文字化けのご指摘を受けた経験あり。
- メーラーとして機能不足
- スレッド表示が不可能
- テンプレートとしてHTML形式しかサポートされない
- 振り分けルールをエクスポートしても、HDフォーマット後の再インストール時に
再現出来ない場合があり、業務用に膨大な振り分けルールを作成していた場合に、 環境再構築の工数が馬鹿にならない。
- 一見するとすばらしい検索機能でデータベース的に見えるOUTLOOKだが、
検索機能が不完全でありヒットすべきメールがヒットしないケースが時々発生する。
- その他細かな点でメーラーとしては使いにくいと感じる。
こうなると、PocketPCをPDAとして愛用するには、どうしても パソコン環境をOUTLOOKにしなければないのが最大のネックになってきます。 もちろん、Palmだってメーラーが自由に選択は出来ませんが、それでも1メーラーに 限定はされません。そしてPaseriと言うすばらしいメーラーがPalm連携にはあります。 どうかPocketPC2002に対応する、OUTLOOK以外のすばらしいメーラーが 出ることを祈るばかりです。 ただし、ただし、予定表、アドレス帳その他、全機能をパソコンとPocketPCで ほぼ完璧に連携出来る点を考えると、OUTLOOKも捨てがたい物があります。 しかしながら全体としてはすばらしい連携ですが、私のようにメールによって営業活動を していると言う状況の者から見ると、メーラー機能としてはOUTLOOKが国産シェアウエアに 比較してあまりに使いにくく、どうしてもPocketPCから離れるしか無かったのが現状です。
結論
私の個人的な見解ですが、PDAとパソコンでメールの同期を望むならば、そして 同期対象は受信トレーの未読だけなどと中途半端でなく、多くのフォルダを対象として 望むならば、現状で最強なのはPalmとPaseriのコンビであると考えます。 ただしメーラーとしてOUTLOOK2002に不満が無い方の場合、パソコンとの 全般的な連携の良さからPocketPC2002とOUTLOOK2002のコンビが 良いでしょう。 両PDA共に今後はおそらく携帯電話に内蔵されたり進化する方向かと予想されます。 今後またどうのように評価が変わるかもしれませんが、今日現在の私の使い方としては 以上の結論です。 2002/09/13
おまけ PocketPCってどんな機種って方は以下をご参照ください。
- HP jornada568
- コンパック iPAQ H3700/3800
- 富士通 Pocket LOOX
- NEC PocketGear MC/PG5000
- カシオ カシオペア E-2000
- 東芝 GENIO e550X e550G e400 など
Palmはどんな機種あるの?って方は以下をご参照ください。
- Palm m500 m505 m515
- 日本IBM c505
- SONY CLIE T650C SJ30 NR70V NX80V UX50
- など
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